瓦職人・新潟水俣病未認定患者 渡辺参治さんの聞き書き安田の唄の参ちゃん+
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大正5年(1916)、新潟の北蒲原、安田(現・阿賀野市)生まれた渡辺参治さん。
2004年5月に刊行された『渡辺参治さんの聞き書き安田の唄の参ちゃん』(里村洋子・著)に、渡辺参治と旗野秀人による「冥土のみやげ全国ツアー」が加わり、さらに充実した内容になりました。
2020年7月、渡辺参治さんは冥土に旅立たれました。生前に参治さんが見てきたこと、体験してきたことが生き生きと語られ、話し言葉をそのままに書き起こされた一冊です。
著者:里村洋子
発行:冥土のみやげ企画
渡辺参治安マークデザイン:関礼子
装丁:上田浩子(dododo)
255ページ
目次
体操と唱歌が得意だった小学校時代/瓦屋へ弟子入り/十九歳で瓦屋としてデビュー、佐渡へ行く/最初の恋人、アキさんとの出会い/昭和電工の社宅へ屋根葺きに行く/冬場は出稼ぎに/屋根から落ちる/二度の婿入り/参治さんの戦争/三度の結婚/阿賀野川下流域で水俣病発生/水俣病かどうかの検査で病院へ/二次訴訟第三陣として提訴する/和解について/療養手当について/大腿骨骨折/父が唄っていた博労唄/難儀した母親/ずっとずっと唄い続けます
/渡辺参治と旗野秀人による「冥土のみやげ全国ツアー」
*別冊『渡辺参治さん追悼文集 参治さんはみんなのもん』(880円)もございます