鵺式
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日常の風景がぬるりと変化する、つかみどころがあるようなないような、不思議な読み心地の12篇の短編集です。著者の吉田勉さんは新潟在住、戯曲家で舞台に立つ演者でもあるので、多重性を孕んだ文章と構成はそのあたりが発火点なのかもしれません。表紙は、新潟絵屋ともご縁が深い山梨県在住の画家・渡辺隆次さんの胞子紋絵画「萌芽2」。おすすめの一冊です。
著者:吉田勉
四六判192頁/2025年5月発行
表紙:渡辺隆次
装丁:上田浩子